足尾銅山観光
1973年(昭和48年)に閉山するまで使われていた実際の坑道である通洞坑から460m程度、中まで入って見学することができます。その先に続く坑内は実に縦に36層、山の奥深くまで掘り進められ、全長は1234Km(東京から広島相当)に及びます。
かつて日本の銅の産出量の40%を担っていた足尾銅山は、近代日本の発展に欠かせないものでした。
大人830円 小・中学生410円
当ホテルに割引券がございます。
銀山平公園
下流で渡良瀬川へ合流する庚申川が流れる自然豊かな公園です。釣り、BBQ、キャンプを楽しむことができます。その名前の通り、かつては銀の採掘が行われていました。
近くに猿田彦神社があります。足尾銅山の坑門の一つである小滝抗で働く坑夫たちが山の神様を祀った神社で、現在では本殿は、庚申山の庚申山荘近くにあります。
また、公園内には産地直売所があります。
BBQ、キャンプをされる場合は、銀山平キャンプ場へお申込が必要です。くわしくはこちらをご覧ください。
釣りをされる場合の、解禁日、入漁料については足尾町漁業協同組合にお問い合わせください(0288-93-0777)
古河掛水倶楽部
足尾銅山は、日本初の産業用発電所をはじめ、削岩機、トロッコ列車等の、西欧の最新技術・機械を取り入れたことから、日本政府の高官・華族や外国企業の要人が足尾地域を頻繁に訪れました。その中で「古河掛水倶楽部」は迎賓館としての役割を担いました。国産第1号のビリヤード台があるなど、当時の日本の西欧文化の取り入れでは最前線を行き、食事には本格的なフレンチが振る舞われたそうです。
見学は土曜日・日曜日・祝日のみとなっています。事前予約をすれば平日でも見学が可能です。12月上旬から3月下旬までは休館です。
足尾歴史館
“足尾鉱毒事件”として知られることになった足尾町ですが、近代産業への大きな貢献もありました。その光と影にスポットを当てた博物館です。
歴史、経済、時代背景。実業家の夢と、労働者の夢、その家族、そこに住む人々。様々なものが交錯した物語を知ることができます。
大人350円 小・中学生250円
登山
日本百名山である皇海山は、群馬県側から登ることが有名ですが、栃木県側、本ホテルの前から登るルートがあります。
また、ホテルからは車で15分ほどですが、松木渓谷から皇海山を目指すと、途中に“孤高のブナ”と呼ばれる木に出会うことができます。銅山の煙害を生き延びた木と言われています。
もちろんどちらのルートでも、絶滅危惧種に指定されているコウシンソウを見ることができます。
富弘美術館
足尾の隣、群馬県みどり市出身の詩人・画家である星野富弘氏の美術館です。
1982年に群馬県高崎で開いた「花の詩画展」が話題となり、全国で「花の詩画展」を開きながら、詩画や随筆の創作を続けていらっしゃいます。
著書に、新版「愛、深き淵より。」「新編 風の旅」「かぎりなくやさしい花々」「鈴の鳴る道」「銀色のあしあと(三浦綾子氏との対談)」「速さのちがう時計」「あなたの手のひら」「花よりも小さく」「山の向こうの美術館」「たった一度の人生だから(日野原重明氏との対談)」「ことばの雫」「風の詩」「種蒔きもせず」「詩画とともに生きる」「あの時から空がかわった」「足で歩いた頃のこと」があります。
地元グルメ
榮山
酸味と辛味が程よいスーラーメンがテレビのグルメ番組で紹介されるほどの名店。
親しみやすい店構えながら、正式な中国料理の修行をされたオーナーですので、何を頼んでも絶品です!
青柳菓子店
江戸時代、足尾銅山で採掘された銅は、お金となりました。銅銭です。足尾で作られたことから、「足字銭」と呼ばれ、庶民に親しまれました。
その足字銭を模した「足字銭最中」を昔ながらの方法で作り続けているのが、青柳菓子店です。
甘すぎず懐かしい味で、お茶受けに最適です。
おみやげにどうぞ。
さんしょう家
足尾名物の山椒をつかった定食屋さんです。ボリュームもあり、男性でも満足できます。
山椒唐揚げは、癖になるスパイシーさです。
山椒シフォンもあります。
ますや肉店
肉屋のコロッケです。じゃがいもと肉の比率が絶妙。とても美味しいです。
これ以上の説明の必要がありません!
ぜひ散歩しながら召し上がってください。売り切れ御免!
食事処川本
地域の人に愛される定食屋さんです。ボリューム満点、ご飯おかわりOK!
うな丼も食べられます。
安塚菓子店
自慢の「あんこ玉」は黒糖の味を活かし、独自の風味で長年に渡り愛され数多くのリピーターに支持されています。また「日光ブランド」の認定を受けています。
古河掛水倶楽部をはじめ、足尾地域では明治・大正・昭和初期の文化、産業の香りを味わうことができます。
銅山写真師であった小野崎一徳の遺した、貴重な写真もご覧になれます。