【目 的】
2018年10月1日(月)、国民宿舎かじか荘がリニューアルオープンから1年を迎えるにあたり、お客様への感謝と、さらなる周知を図ることを目的に記念事業を実施いたします。
【内 容】
以下の3つのサービスを行います。
- 10月1日、日帰り入浴のお客様の入浴料を無料にします。入浴時間は10:30~20:00まで。
- 期間中(平成30年10月1日~10月8日迄)、かじか荘に宿泊していただいたお客様にハチミツ入りソフトクリーム及びハチミツ入りフェイスパックをプレゼント。
- 10月1日より、夕食を特別メニュー「AKB115シチュー」でおもてなし。(期間:平成30年10月1日~12月25日迄)
【1周年記念商品】
「はちみつ入りフェイスパック」と、「はちみつ入りソフトクリーム」
かじか荘リニューアル1周年 特別メニュー「AKB115シチュー」
115年前、足尾銅山の要人をもてなしたフレンチメニューを再現します。
名前の由来は、
「A(足尾銅山の)K(掛水倶楽部で振る舞われていた B(ビーフの)115年前のレシピを再現したシチュー」
となっています。
足尾銅山のフランス料理の歴史、関塚家「喜山」を受け継ぐ足尾出身のシェフ菅沼豊明氏の監修により、掛水倶楽部で振る舞われていた115年前のレシピを再現した特別な一品「AKB115シチュー」を目玉にしたコースを提供いたします(別紙もご参照ください)。
(別紙)
かじか荘リニューアル1周年 特別メニュー「AKB115シチュー」
この度、1周年を迎えたかじか荘の夕食コースで、特別な「シチュー」を紹介します。
足尾銅山のフランス料理の歴史、関塚家「喜山」を受け継ぐ足尾出身のシェフ菅沼豊明氏の監修により、掛水倶楽部で振る舞われていた115年前のレシピを再現した特別な一品「AKB115シチュー」を目玉にしたコースを10月1日より提供いたします。
足尾銅山とフランス料理
足尾鉱業所第10代近藤陸三郎鉱長は、足尾に来る国内外の要人をフランス料理で喜ばせたいと、欧米視察の際に英国からマッピン&ウェッブ製の銀食器一式を購入しました。
さらに、横浜から腕のよいコックを雇い、銅山御用の本山賄いをまかされていた関塚家にフランス料理を学ばせました。
明治期に足尾の山の中でフランス料理の宴会が出来たのです。
しかも、葡萄酒は樽で仕入れ綿でこして使い、フィンガーボール(指洗い)までついた全コースの宴会です。
近藤陸三郎鉱長の肝煎りで上間藤に高級旅館「暢和館」が出来たのは明治36年のことです。
明治40年には足尾鉱業所や所長宅が掛水に移り「掛水賄」を関塚家が引き受け、足尾の迎賓館「掛水倶楽部」の料理にも腕を振るいました。
関塚家の賄いは嘉平氏から長男の弥三郎氏が後を継ぎ、末弟の喜平氏は15歳で上京、上野精養軒で修行し、後に日本屈指の料理人となります。
関塚家のフランス料理が有名なのはその為です。
関塚喜平氏は57才で稲門食堂創立し早稲田大学大隅会館と4件の結婚式場、30数店舗の食堂を経営し、昭和43年には宮内庁御用達を拝命、料理人秋山徳蔵氏とは入魂の間柄でありました。
そして、72歳で株式会社「喜山」を設立します。
その後関塚家は料理一筋に繁栄を続け、現在は菅沼豊明氏が流れを受け継いでいます。
「AKB115シチュー」とは
A=足尾銅山の
K=掛水倶楽部で振る舞われていた
B=ビーフ(牛肉)素材の
115=115年前のレシピの
シチューです。